【ゴルフで使える身体】おすすめトレーニング種目3選

トレーニング


ゴルフは一見すると静かなスポーツに思われがちですが、スイング動作には全身の筋肉や柔軟性、バランス力が必要です。特に飛距離を伸ばしたい、安定したショットを打ちたいと考えるなら、「ゴルフで使える身体づくり」が重要になります。今回は、スイングに直結する体幹の安定性、股関節の柔軟性、回旋力を高めるためのトレーニング種目を3つご紹介します。

1. ゴルフ・ローテーション(ケーブル・ローテーション)

目的:体幹の回旋力と安定性の向上

ケーブルマシンやチューブを使って、スイング動作に近い形で体幹をひねるトレーニングです。両足を肩幅に開き、ケーブルを体の前方から斜めに引く動作は、実際のドライバーショットに近い負荷をかけられます。回旋動作のパワーを鍛えることで、ヘッドスピードの向上やスイングの再現性アップに繋がります。

ポイント: 腕の力で引くのではなく、お腹(腹斜筋)を意識して、骨盤はできるだけ固定し、体幹で動く感覚を大事にしましょう。


2. ヒップヒンジ(ルーマニアン・デッドリフト)

目的:股関節の可動性とハムストリングの強化

ゴルフでは股関節の動きが非常に重要です。アドレスの姿勢を安定させるためにも、股関節をうまく使える体づくりが必要。ヒップヒンジ動作を身につけることで、前傾姿勢を保ちながらも強いスイングが可能になります。

このトレーニングでは、バーベルやダンベルを使い、膝を軽く曲げて股関節から上半身を倒していきます。お尻と太もも裏(ハムストリングス)に効かせながら、腰を守る正しい姿勢を身につけられます。

ポイント: 背中を丸めないようにし、視線は正面。お尻を後ろに突き出すように動くと自然なフォームになります。


3. プランク・ウィズ・リーチ

目的:体幹の安定性と左右バランスの強化

体幹がブレるとスイングの再現性が下がり、ミスショットの原因にもなります。プランク・ウィズ・リーチは、通常のプランクに手を前に伸ばす動作を加えることで、より実践的なバランス力と安定性を鍛えられます。

うつ伏せの状態から前腕で体を支えるプランク姿勢になり、片手ずつ前に伸ばしていきます。このとき、骨盤や腰が傾かないように注意しながら行いましょう。

ポイント: 無理に早くやるよりも、ゆっくり・丁寧に行うことが大切。30秒〜60秒を1セットとして、左右交互に行います。


まとめ

ゴルフに必要なのは「筋肉を大きくする」よりも「動きをスムーズにする」ためのトレーニングです。ご紹介した3種目は、スイングに直結する体幹の安定性、柔軟性、回旋力を総合的に鍛えられる内容です。週2〜3回でも継続して行うことで、スイングの安定感や飛距離アップを実感できるはず。ぜひ、ゴルフのための体づくりに取り入れてみてください。

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